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by tricocbko_98

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weekend report(後編)

週末の後半,つまり日曜日,浅間山の麓で大林道アタック大会AFRが行われている頃,俺は新潟県にいた.この日は前々から家族で釣りに行こうと決めていたので,AFRへの参加は控えて,釣りの準備を密かに整えていたのだった.

早朝上越市の直江津港についてから,朝飯も食わずに早速釣り糸を海に垂らして見た.まだ雨が上がっておらず,気温がとても肌寒い.海も濁っていて,漂流物もいつもより多い.魚釣りの条件としてはあまり良くない.

30分くらい釣り糸を垂らしてみたが,一向に魚が釣れない.そしてこの頃ある魚の一団が頻繁に前を横切っていくのが気になった.魚の大きさは30~40cmくらい.数尾で群れを作って「シャーッ」と凄いスピードで泳いでいく.普通港で我々が目にする魚は「ヒラヒラ」とか「スイスイ」とか,イワユル「平泳ぎ型」なのだが,その魚はスピード重視のイワユル「クロール型」なのだ.

その泳ぎに目を奪われた俺は親父に「あの魚何?」と聞いてみたのだが,親父もよく分からないらしく,「う~ん,ボラかなんかじゃないの.」との曖昧な答えが帰ってきた.だが「ボラ」と聞いて俺の中でプクプクと膨れていた期待感は「ぷしゅ~っ」と一気にしぼんでしまった.ボラなぞ釣るくらいなら当初の狙いとおりまめアジを釣ってた方がまだマシだ.ということでまめアジをねらって釣り糸をせっせと釣り糸を垂らす.これが大きな間違いの第一歩となることも知らず・・・・・・.

結局その後タナを深めにとったのが幸いして7尾のまめアジを釣る事ができた.しかし,俺の釣果はその7尾のまめアジに留まった.その後も釣れた事は釣れたんだけど,釣れる魚はどれも,フグ,フグ,フグ・・・・・・・・・そう.

フグのオンパレード



中には釣られた事に対して抗議の意思を見せるかのように,例の「ぷぅ~っ」と頬を膨らましたポーズをとるヤツもいて,その膨らんだ顔を見る度に俺は「ぷぅ~じゃねぇよ,このヤロウ.俺だって好きで釣ったんじゃねぇぞ.」と心の中でフグに鋭くつっこんだのだった.

こんな感じ時間はゆるゆると過ぎていったが,午後になるとある変化がおきた.例の「クロール型」が我々一家の釣り糸にひっかかる事が多くなってきたのだった.ひっかかった時のあたりも,フグのそれとはかなり違い,「ガツーン」という非常に手ごたえのあるあたりで非常に期待を持たせるあたりだ.しかし,たかだか数センチのまめアジを釣るための仕掛けでは,その強大な負荷に耐えられるはずもなく,ひっかかる度に仕掛けが持っていかれてしまう.中には新品の仕掛けを下ろして一回目に引っかかって,新品の仕掛けがまるごと持ってかれたなんてこともあった.

しかし,一回だけ上手くひっかかって岸壁まで引き寄せたことがあった.結局逃げられちゃったけど,その時「クロール型」の横腹が青白く光るのが見えた.よくは分からないけど,あれはボラとは明らかに違う,上等の魚のようだ.そして親父が言った.「鯖だよ鯖!」

鯖!

まめアジよりよりはるかに上等な魚!これは釣るしかないでしょう.ということで標的変更.まめアジ用の仕掛けから,大きめの魚を釣るための仕掛けに換えて早速海に垂らしてみる.しかし,仕掛けを換えた途端に鯖がひっかからなくなってしまった.まぁよくあるパターンなんだけどね.一向にひっかからず,エサもなくなりかけて来た頃,うちのおっかさんが,「私が釣る」と名乗りを挙げ,ここでバトンタッチ.俺はこの時点でモチベーションがかなり落ちてたので先行して片付けを始めていた.しかし,俺に比べて釣果が比較的好調なうちのおっかさん,最後まで粘ります.最後は容器の隅っこに残った僅かなエサまで海に撒いて,魚が来るのを待っていた.そしてこの見事なまでの執念が実を結び,ついに一尾の鯖が釣れたのだった.

ここで写真を入れようと思ってたんだけど,なんとデータが壊れてた!ということで,似たような形の魚を以前釣った時の写真をアップ.
d0049594_20461346.jpg

ちょっと画像が荒いけど,魚に詳しい人なら,この形を見て,鯖ではないことに気付くはず.そう,真の悲劇はここからなのである.

最後に鯖を釣り上げ(この時はまだそう思ってた)意気揚揚と帰宅.鯖という事で刺身にせずに味噌煮でいただく事になり,出来たところで早速いただく.一同食べた瞬間「?」おいしい事はおいしいんだけど,なんか身が異常にしまっているような・・・鯖特有の油っぽさもない.そこで誰かが何となしに一言.

「これ,鯖じゃなくて,鰹じゃないの?」

その一言を待っていたかのようにあちこちから「いや、じつはさぁ~」とか「やっぱり~」とか,声があがり始める.そんなに疑問がいっぱいあったなら,もっと前に言わんかい!(笑)

かつおっていったら,刺身にできてたたきも出来る,最高の魚!しかも港にあんなにうようよいたのに!チキショ~!!最初からまめアジなど釣らずにあれ一本に絞ってたら,今頃は刺身食べ放題,のはずだったのにぃ~!しかもやっと一尾釣り上げた貴重な鰹を,よりによって煮物で食べちゃうとは!もうショックで声もでない.

とりあえず「ぼら」「さば」と誤った情報を流し,我々をあらぬ方向に導いた親父に,俺は「鰹のさしみ入手」指令を鋭く言い渡したのだった.よって今日(月曜)の夕食は鰹のたたき.刺身は無かったらしい.たたき,おいしくいただきました.

しかし,一番の罪人は,以前一回釣ったことがあるにも関わらず,「鯖」と言われて何も疑問を持たなかった某バカ息子だったことは内緒だ(笑).

「逃した魚は大きい」ということわざがあるが,今現在,俺の心の辞書にはこう書いてある.

「逃した魚は大きいが,間違えた魚はもっと大きい」と.
by tricocbko_98 | 2005-10-31 21:19 | ありきたりの日常 | Comments(0)